老後資金準備がなかなかできないのは、2つのワナにはまってしまっているからでした。
そのワナから脱出するにはどうしたらいいのでしょうか。
自分の意志の力だけで老後資金準備がなかなかできないワナから抜け出そうとしても、なかなかできるものではありません。
万一できるとしても、相当な精神的な負担をそのことに費やす必要があります。
それでは、このワナを抜け出す良い方法はあるのでしょうか。
よい方法があります。
それは、お金が自動的にたまる仕組みを導入することです。
財形貯蓄というのをご存知でしょうか。
あれと同じ仕組みを取り入れればいいのです。
給料から天引きして貯蓄専用の口座に入れる。
まず貯蓄してしまい、残りのお金を生活資金に充てていくという仕組みを導入します。
この方法には、2つの良い点があります。
1.自分でわざわざ貯蓄するという行動を起こさなくてよい。
2.日常の生活資金の口座と分けることによって、貯蓄しているお金を普段意識しなくなる。
とういことです。
給与天引きのできない人は、口座からの自動振り替えを利用するとよいでしょう。
2により、ついつい使ってしまうのを防ぐことができます。
意思の力ではなく、仕組みを利用するというところがポイントです。
この仕組みを導入するだけで、老後資金は知らず知らずのうちに貯まるようになります。