『【学資保険や個人年金保険】は、
入る意味がほとんどありません。』
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学費や年金は
お金を殖やす機能を持った
貯蓄(投資)でまかなうものです。
保険でまかなうものではありません。
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秀逸なキャッチワード・テクニックです。
「保険」という言葉に
「学資」や「個人年金」を
組み合わせただけで
「保険」が何にでも
凄い力を発揮する
スーパー商品のような
錯覚を引き起こします。
目をくらまされてしまいます。
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学費も年金も貯蓄で
まかなうのが大原則です。
いつ必要なのかはっきり
わかっています。
いくら必要なのかもわかります。
貯蓄でカバーできないほど
莫大な金額ではありません。
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両方とも
起きることが予測できて
その時期や必要額まで
かなり正確に把握できるものです。
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こういったものに備えるのは
保険ではなく貯蓄です。
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保険は
いつ起こるかわからず
とてつもなく大きくなる
可能性があり
その大きさも不確かな
損害に備えるものです。
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貯蓄機能のついている保険の場合、
貯蓄用に支払った保険料で得た
収益は
保険会社のものになり
自分の手元には
ほとんど戻ってきません。
しかも中途解約すると
手数料を払うことになるので
元本割れしてしまいます。
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私、今お金が余っているので
保険会社さんに
お金を貸してあげます。
自由に運用するなり
してもらって結構です。
儲かったら
そのうちのほんのちょっとだけ
お気持ち程度
いただければ十分です。
そんな風に言っているのと
同じです。
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貯蓄(投資)は
目標金額と時期を定めて
リスクとリターンの配分を
考えながら
お金を育てていくものです。
自分で得た収益は税金を除いて
全て自分のものになります。
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学費や年金は、
貯蓄で対応するものになります。
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これを間違えると
とんでもなく
非効率なことになります。
それどころか
命取りになりかねません。
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海を渡るのに
船を使わず
自転車を使うようなものです。
沈没してしまいます。
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学資保険も個人年金保険も
中途解約すると元本割れします。
学資保険の利回りは
1~1.5%%程度と大変低いです。
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貯蓄で
対応しなければならないものを
間違えて(勘違いして)
保険で対応してしまうと
お金がどんどん消滅していき
その先に待っているのは
老後破産ということに
なりかねません。
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今回間違えてしまった。
今回はあきらめて
次からは正しくやればいい、
というものであれば
損害は少ないのです。
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例えば、
ギャンブルにつぎ込んで損したけど
これでおしまい。
ということなら損害はそれだけで
すみます。
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しかし、保険の場合は
長期にわたって払込むものが
多いので
知らず知らずのうちに
損害が大きく
膨らんでしまうのです。
途中でやめようとすると
手数料を取られて元本割れするので
やめられない。
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ちょっと
スマホの2年縛りに
似ているかもしれません。
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店頭で勧められて
携帯からスマホに替えた。
でも、
電話とメールを
たまにするくらい。
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電話もメールも
携帯の方が使いやすかった。
料金も月5千円から1万円に
はね上っちゃった。
元に戻したいけど
高い手数料がかかるので
我慢するしかない。
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学資保険の中には
払い込んだ金額を
100万円とすると
18年後に戻ってくるのが
120万円くらいのものが
あります。
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一見、
20万円も増えるので凄そうですが
年利率に換算すると1.4%程度です。
この低金利の時代に
1.4%の固定金利で運用するのは
リスクが大きいです。
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また、親が死亡した場合は
それ以降
保険料は払い込まなくてよい
となっています。
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しかし
これは死亡保険そのものです。
死亡保険が欲しければ
死亡保険をかければいいのです。
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若い夫婦で子供が生まれたばかり。
奥様は専業主婦。
まだ蓄えが少なければ
死亡保険が必要でしょう。
そんな場合は専用の死亡保険を
掛ければいいのです。
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保険は保険、貯蓄は貯蓄の原則に
立ち返って、
最も効率のよい方法を
選ぶべきです。
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個人年金保険は利回りの低いものや
利回りは高くても
外貨建てで
異常なほどにリスクの高いもの
もあります。
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個人年金保険には生命保険料控除
という税金のかからない枠が
ありますが、
所得税4万円、
住民税2.8万円と僅少です。
手数料も
がっぽり取られてしまいます。
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確定拠出年金や国民年金基金で
運用すれば
掛け金全額に税金がかかりません。
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リスクは絶対いやという人は、
確定拠出年金の中で
銀行の定期預金で
運用すれば、
年利15%~20%の確定利回りが
確保できます。
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非課税を考慮すれば、
天地がひっくり返っても
あり得ないような
確定の高利回り運用と同じに
なります。
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また、比較的短期間に
一括して投資するなら
NISAも検討の対象になるでしょう。
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こんなことは、
銀行界や保険界に身を置いていたら
絶対に言えません。
だって自分の売っているものを
ほとんど全否定してしまうことに
なるからです。
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銀行界からも保険界からも
身を引いた今だからこそ
こんなことが言えるのです。
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銀行や保険会社を
批判しているのではありません。
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私の願いはただ一つです。
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金融商品を買おうとする
全ての人々が
自分の頭で考えて
理解したうえで
商品を選べるようになって欲しい、
ということです。
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よいものを選べる力をつけて
よいものを買うようになれば、
役に立たない商品は
売れなくなり消滅していきます。
本当に必要な良い商品が
たくさん出てきます。
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私の見解が
すべて正しいとは限りません。
ある人には適しているが、
ある人には適していない
かもしれません。
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そんなことも含めて、
自分で判断できる力を
身につけていただけるように
いままで銀行界、保険界で学んだ
全ての知識・経験を
ご提供してゆきたいと
考えています。
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