選択制確定拠出年金というのは企業型確定拠出年金とどこが違うのでしょうか？
企業型確定拠出年金は、企業が勤務年数や役職などのルールを決めて原則全社員に対してそのルールに基づいて掛け金を拠出します。
これに対して、選択制確定拠出年金は、掛け金として積み立てるか給料としてもらうかは社員の選択に任せるというものです。
会社はその制度を用意してあげるだけで、その制度を使って非課税のメリットを受けながら老後資金のための積み立てをするか、従来通り給与としてもらうかは社員一人一人の判断ということになります。
財形貯蓄に似ています。
社員が積立をすると今までの給与額がその分減って、それに応じて社会保険料の等級も下がり、その結果社会保険料の負担額が会社も社員も下がります。
会社は新しく積み立て用の資金を用意する必要はありません。
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